こちらは終了致しました。
次回は、松本清張の歴史小説『火の路』などを手掛かりに、明日香の西側に広がる石造物や古墳群を散策します。
〝石の女王〟ともいわれた斉明天皇は、東アジアの一大転換期に百済の救援要請に自ら出陣しますが、『記紀』はその遠征中に九州で亡くなったと伝えています。
そんな時代背景に、古墳や「益田の磐船」と同じ時期に制作されたと考えられている、酒船石・猿石・亀石(今回は立ち寄りません)など、各地でさかんに築造された石造物は、果たして女帝が造らせたものなのでしょうか。そして、これらは現代の私たちに何を伝えようとしているのでしょうか。
*講師が同行します。雨天も実施します。