関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2016.07.01 【参加要領】
第512回関西文学散歩
~織田作之助の、大阪の恩人「五代友厚」~
2016年7月10日(日)開催

こちらは終了致しました。

 連続テレビ小説「あさが来た」で一躍脚光を浴びた五代友厚。実は、昭和18年という戦時中に新聞連載小説『五代友厚』を書いて「大阪は友厚という大阪の恩人を忘れている」と警鐘を鳴らしたのが織田作之助でした。

 織田作之助が堂島の日本工業新聞社に記者として勤めていた頃のこと、「全く自信を失ってうろうろしている日々…ふと友厚の銅像を見上げると、私は決然とした。自信に満ちて、昂然と中之島界隈を見下ろしながら、突っ立っているその姿を、私は自分に擬し、そして瞬間慰められた」というのが小説『五代友厚』を書くきっかけでした。織田作もまた、ディーン・フジオカならぬ五代の銅像の風貌に惹かれたのです。また、大阪の恩人として五代友厚を描いた評論『大阪の指導者』の最後は、「いかなる友厚が今日の大阪に現れるだろうか。いかなる風貌を持った友厚であろうか」と結んでいます。果たして、今も「五代ロス」は続いているのかもしれません。

 織田作之助の作品を手がかりに、かつて(明治維新後)は大阪の中心地だった川口、江之子島、阿波座、靭、肥後橋に五代友厚の足跡をたどります。そしてこの土佐堀沿いは梶井基次郎、宮本輝の育った地でもあり、合わせて二人の作家の原風景も見てみましょう。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
 お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,000円 /会員同伴の18歳以下は700円(証明書提示)
[講師謝礼、資料代、会場費、保険料等を含む]
一般(会員外)=1,300円/同伴の18歳以下は1,000円(証明書提示)
[講師謝礼、資料代、会場費、保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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