関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2016.12.05 【参加要領】
第517回関西文学散歩
~新旧鴨川ものがたり・鴨川ホルモーと三井家下鴨別邸~
2016年12月11日(日)開催
旧三井家下鴨別邸

こちらは終了致しました。

 賀茂川と高野川が合流し、鴨川となって京の町を流れ下る。その三角州に鎮座する下鴨神社・糺の森先端部に、豪商三井家の下鴨別邸があります。明治の終わりに三井家の祖霊社「顕名霊社(あきなれいしゃ)」が遷座、その参拝の際の宿所として大正14年(1925)に建築されたのが下鴨別邸です。NHK連続テレビ小説「あさが来た」のはつ・あさ姉妹の実家は三井家がモデルでしたが、その実在の父親・三井高益が小石川三井家六代当主の時代に下鴨別邸も盛んに使われました。望楼を乗せ、意匠に洋風を取り入れた様式は近代和風建築の最高峰ともいわれて、今もその姿を完全に残しています。今秋10月から公開された別邸を見学し、京都の近代を偲びます。

 そして、この三角州を「下鴨デルタ」と呼んで大学生たちが鬼神・式神を使役して闘うという、古代から続くゲーム「ホルモー」を描いたのが、万城目学の『鴨川ホルモー』です。実在の事物や日常の中に奇想天外な非日常性を持ち込んだファンタジー小説で、これが奈良公園を舞台にした『鹿男あをによし』、大阪城と豊臣秀頼の末裔を描いた『プリンセス・トヨトミ』に続きました。それぞれ映画化もされましたが、特に『鴨川ホルモー』は京都の名所・祭事が多く登場しています。御所から下鴨神社、上賀茂神社へ繰り広げられる「葵祭」を発端にして、祇園祭の宵宮から始まる「ホルモー」とは一体何なのか? 鴨川河原に「万城目ワールド」を辿ります。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
 お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,500円 /会員同伴の18歳以下は1,200円(証明書提示)
[講師謝礼、三井家別邸入館料、会場費、志納、資料代、保険料等を含む]
一般(会員外)=1,800円/同伴の18歳以下は1,500円(証明書提示)
[講師謝礼、三井家別邸入館料、会場費、志納、資料代、保険料等を含む]

※京都市在住の70歳以上の方、京都市内の中学・高校に通学する方は
上記料金より各々400円引き(要証明書)
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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