関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2017.11.06 【参加要領】
第528回
~「古都」の舞台で、二人のノーベル賞作家を辿る~
2017年11月12日(日)開催

こちらは終了致しました。

 今年のノーベル文学賞は、カズオ・イシグロさんに授与する、と先月、10月初めに発表されました。カズオ・イシグロは日本出身のイギリス人作家で、長編デビュー作「遠い山なみの光」(1982年刊)は、昭和30年代の長崎を舞台にした作品です。

 そしてノーベル文学賞といえば、日本初の同賞受賞作家は、川端康成でした。その代表作の一つで、授章対象作品の一作でもあった『古都』は、京都の四季と風物を描いた作品としても出色の物語ですが、今から50年ほど前の府立植物園の園内を千恵子と太吉郎としげが散策し、偶然、取引先の大友宗助・秀男親子に出会うシーンが描かれています。作品で設定されている時期は、お花見を避けた季節ですが、今回の文学散歩は紅葉シーズン。

 <秋の野に鈴鳴らし行く人見えず>は、授賞の時に川端が詠んだ俳句で、「日本人の心の精髄を、すぐれた感受性をもって表現、世界の人々に深い感銘を与えた」というノーベル文学賞の授章理由を、甲子園球場の約6.2倍の紅葉に染まった植物園を巡覧しながら味わってみたいと思います。

 日本出身のイギリス人作家のノーベル賞受賞を機に、川端の美しい日本語にも浸ってみましょう。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
 お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,000円 /会員同伴の18歳以下は700円(証明書提示)
[資料代・入園料ほか・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,300円/同伴の18歳以下は1,000円(証明書提示)
[資料代・入園料ほか・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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