こちらは終了致しました。
その昔、非業の死を遂げた人たちは怨霊になり、その恨みが世に様々な弊害をもたらすと信じられました。その災厄を鎮めようと、彼らの霊を祀る御霊信仰が始まったのは奈良時代中期、聖武天皇治世の頃でした。
今回は、御霊信仰の始まりを繙き、その代表的人物ともいえる桓武天皇の弟・早良親王の数奇な運命、そして御霊として祀られた親王の末路を、奈良町からJRに乗り継いで西紀寺町の崇道天皇社方面へ移動して考察します。
「御霊」と引けば行き当たる早良親王ですが、さて今は…?
*講師が同行します。雨天も実施します。