関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2018.01.05 【参加要領】
第530回関西文学散歩
~朝ドラと小説「花のれん」はどう違う?~
2018年1月14日(日)開催

こちらは終了致しました。

 放映中の連続ドラマ「わろてんか」は吉本興業創業者、吉本せいがモデルのテレビドラマですが、小説では山崎豊子の『花のれん』があります。

 新聞記者だった山崎豊子は、勤務のかたわら先輩記者だった井上靖の薫陶も受け、昭和32年(1957)、生家の昆布屋を舞台に船場と船場商人の生態を描いた小説「暖簾」で作家としてデビューしました。そして翌年の1958年、吉本興業の創業者、吉本せいをモデルにした「花のれん」は第39回直木三十五賞を受賞しました。惜しくも、平成25年(2013)に逝去されましたが、その間、「白い巨塔」や「沈まぬ太陽」など社会派小説を発表して日本を代表する女性作家の一人といわれる存在になりました。

 上町台地の一角に聳えていた初代通天閣は、多加が買い取ったもので、エレベーター料と鉄塔の広告料は花菱亭の大きな副収入でした。「大阪・京都に二十七軒の寄席を持つ花菱亭であったが、花菱亭といえば通天閣を連想するほど、大きな宣伝力になっていた。」 しかし昭和18年1月、その通天閣の解体が決まりました。「ガマ口さん、わてにも招集がきましたで」、戦局に見合った通天閣の献納の悔しさを、笑いにまみえて言い放つ多可。<「」内は『花のれんより』>

 山崎豊子は、エッセー「小説の中の大阪弁」で、大阪弁は商業語・商人用語として驚くほど複雑豊富なニュアンスを持っている、と大阪弁のファジーな面白さと効果を解説しています。それこそ、生家の昆布屋が大阪を代表する老舗に成長する過程を、身近に体感していたからこその分析ではないでしょうか。

 今回の文学散歩は、同じ素材を料理する「わろてんか」と「花のれん」の手法を比較しながら、「暖簾」で作家デビューして60年、逝去5年を迎える山崎豊子の作家としての成長を辿ります。 

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

カルチャーウォーキング

集合日時 平成30年1月14日(日) 午前10時
集合場所 JR「大阪」駅・桜橋口(西口)改札前
参加費 会員=800円 /会員同伴の18歳以下は500円(証明書提示)
[資料代、保険料等を含む]
一般(会員外)=1,100円/同伴の18歳以下は800円(証明書提示)
[資料代、保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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