関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

ホーム > 関西文学散歩 カルチャーウォーキング > 参加要領 > 詳細
2018.11.30 【参加要領】
第540回
~オリンピックの父・嘉納治五郎と灘の三酒造~
2018年12月9日(日)開催

こちらは終了致しました。

 ――「永昌寺(東京台東区)には、講道館とは別に、若者たちが集まるもうひとつの私塾があった。それが嘉納塾である。講道館が武を学ぶ場所であるなら、嘉納塾は、文を学ぶ場所であった。嘉納治五郎が、当時、どのような武術家よりも特異であったのは、この〝文〟〝武〟を両立せしめていたところである」―― (『東天の獅子』より)

 明治になって柔術界に誕生した「講道館柔道」。小説・映画の「姿三四郎」(富田常雄原作)や、美空ひばりが歌った主題歌「柔(やわら)」でもお馴染みですが、講道館は柔道家・教育者でもあった嘉納治五郎が興した柔道のいわば総本山です。

 その嘉納治五郎は、神戸市東灘区の御影に、灘の名家・嘉納家の一族の一人として生まれました。東京で学び、非力な者でも強力な者に勝てるという柔術を学びたいと天神真楊流柔術の福田八之助に入門しました。そして東京大学哲学政治学科を卒業後「柔道」をつくり上げ、永昌寺に「講道館」を設立、教育者として、また日本にスポーツの道を開いて、明治42年には東洋初のIOC委員となり、大日本体育協会を設立。1940年に開催される筈だった第12回東京オリンピックは、太平洋戦争が激化して返上。しかし、この快挙は1964年の第18回夏季オリンピックの東京開催につながりました。今回の文学散歩では、日本柔道の父、日本スポーツの父、東京オリンピックの父、嘉納治五郎の足跡を灘で追います。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

カルチャーウォーキング

集合日時 平成30年12月9日(日) 午前10時
集合場所 JR東海道本線「住吉」駅・JR改札口前
参加費 会員=900円 /会員同伴の中学生以下は600円(証明書提示)
[魚崎八幡宮ほかご志納、資料代、保険料等を含む]
一般(会員外)=1,200円/同伴の中学生以下は900円(証明書提示)
[魚崎八幡宮ほかご志納、資料代、保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
入会のご案内はこちら
PDFの閲覧はAdobe Readerを
ダウンロード(無償)してください。
ページの先頭へ