関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2019.04.05 【参加要領】
第544回
~明智光秀「愛宕百韻」の虚と実を西国街道に訪ねる~
2019年4月14日(日)開催

こちらは終了致しました。

 明智光秀は「愛宕百韻」中の「時は今あめが下知る本能寺」を詠んだ後、「本能寺の変」を決行しました。

 司馬遼太郎は、「時」を<土岐>、「あめが下知る」を<天の下知る> として天下取りの歌とし、中山義秀は『咲庵』でこれを明確に否定し、「その一大事変の口火が、この発句によってきられたとしたいのは、世人の希望だったのかもしれない。…彼は発句に自分の逆心を漏らすような、うつけ者ではなかった」としています。

「咲庵」は明智光秀の雅号。そして光秀は、「 天正10年6月13日(1582年7月12日)の午後4時、霧雨の煙る中で、開始された明智、秀吉両軍山崎の決戦は、あっけなく明智軍の敗北に終わった。両軍の兵力は、秀吉側およそ4万、光秀1万6千の見つもりだったように伝えられている。兵力に劣る光秀側は、山崎の隘路、それを南北から押える男山八幡、天王山の要衝をすて、勝龍寺城をうしろに、淀城を左方の守りとして、東西に鶴翼の陣をはった」(『咲庵』)

「西山天王山」駅は、西国街道に沿った長岡京市と大山崎町の境域付近に、2013年6月に駅舎を開業しました。山崎合戦が行われた円明寺川(現、小泉川)はその西国街道を跨いでいます。今回は、街道から少し道をそれ、明智光秀本陣跡の碑、山崎合戦古戦場の碑など見て、街道沿いの東黒門跡の碑、「さくらの広場」、そして大山崎町歴史資料館などを巡歴しながら「光秀史」の虚と実を探ります。(講師のお話は山崎歴史資料館でのみとなります)

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,000円 /会員同伴の中学生以下は700円(証明書提示)
[入館料・拝観志納・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,300円/同伴の中学生以下は1,000円(証明書提示)
[入館料・拝観志納・資料代・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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