関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2019.08.30 【参加要領】
第549回
~「天上紅蓮」であるく平安貴族の暮らしと習俗~
2019年9月8日(日)開催

こちらは終了致しました。

『うつつとも夢ともいまだ分きかねて ただたしかなる君のやは肌』―「これほど艶めいた歌を、今年62歳になられた法皇(白河法皇)さまがお詠みになるとは、誰が想像したであろうか」(『天上紅蓮』より)。

 里内裏である大炊殿の「曲水の宴」で、白河院が詠まれたとされている歌のお相手は待賢門院璋子(藤原璋子:しょうし/たまこ)。この時、璋子は14歳だったようですが、5歳から白河院に養育され、以来、鍾愛されつづけ、鳥羽天皇の中宮・待賢門院となってからも「叔父子」と噂された顕仁(あきひと)皇子(後に崇徳天皇)を産んで波乱の人生を送った女性です。

 白河院は、単なるロリコン趣味であったのか、純粋に璋子を慈しんだのか、果たして保元の乱という王朝混乱の因果を生じさせるきっかけを作ってしまいました。

 近年、『古事談』等に伝えられるロリコン趣味のような事実はなかったとする研究も発表されていますが、今回は、上記に挙げた2冊の本を参考にして平安京内裏跡周辺を歩き、「古典の日記念・京都市平安京創生館」で当時の暮らしぶりを回顧してみたいと思います。なお、当日は「平安京図会」を配布します。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,200円 /会員同伴の中学生以下は900円(証明書提示)
[「平安京図会」・会場費・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,500円/同伴の中学生以下は1,200円(証明書提示)
[「平安京図会」・会場費・資料代・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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