関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2022.12.12 【参加要領】
第575回
子午線が通る町で、松本清張を読む
2022年12月11日(日)開催

こちらは終了致しました。

 ミステリー界の大御所・松本清張さんは、今年8月4日で没後30年を迎えられました。『Ⅾの複合』は、売れない作家・伊瀬忠隆が「僻地に伝説をさぐる旅」の雑誌連載を始める物語。連載第一回の浦島伝説の取材地・丹後半島以来、彼の赴くところ常に不可解で奇怪な事件が起こり……。そして、明石の天文台近くの柿本神社で出会った謎の女は……。「解説」で、尾崎秀樹氏は「ミステリーにはナゾときを主体にした知的遊戯的な一面があるが、『Ⅾの複合』では民間伝承や民俗説話がその小道具として生かされ、しかもそれらの組合せの中にナゾも、またナゾを解くカギも用意されている。おまけにナゾを追う人物が同時にナゾをうむ人物という意外性もまたひそむ。(略)作品の狙いは、歴史推理的な手法を用いて、歴史認識に新しい視座をすえることにあったと思われる」と記されています。

『Ⅾの複合』は、たまたま清張さんが、明石市立天文科学館を訪れたのがきっかけで生まれ、後に『古代史疑』など古代史にまつわる随筆や評論・小説を書くことになる転機を与えた作品です。その子午線が通過する明石市内の明石城や天文科学館などを散策し、「Ⅾの複合」を執筆するきっかけとなった作品「点と線」にも登場する「人丸歌壇」、そして、夏目漱石が講演に赴いた中崎公会堂にも立ち寄ってみましょう。

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。

 

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,400円
[明石天文科学館入館料・謝礼・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,700円
[明石天文科学館入館料・謝礼・資料代・保険料等を含む]
※年齢証明書を持参ください
※64歳以下の方は別途350円が必要です
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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