関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2023.02.03 【参加要領】
第577回
物語の光と影―運命に翻弄された男の半生が始まる
2023年2月12日(日)開催

こちらは終了致しました。

 2022年3月31日に閉庁された滋賀刑務所。物語は、その刑務所から始まります。妻の失踪を皮切りに、転落の一途を辿り、運命に翻弄された物語の主人公・緒方。失職、路上生活、強盗致死。そして2008年6月8日、緒方は5年の刑期を終え滋賀刑務所を出所しました。刑期10年未満で犯罪傾向が進んでいない男性受刑者を受け入れた滋賀刑務所の敷地は、6万3千平方メートル。閉庁後はどうなるのか、再利用の方向は決まっていませんが、緒方は出所後、自らの人生の意味を問い直すかのように大阪の街を彷徨い、やがて和歌山のとある村へと流れつきます。

 今回は、そんな物語がはじまる滋賀刑務所跡からスタートし、壬申の乱で亡くなった大友皇子を祀る新宮神社から、その所縁の地である石山寺へと歩きます。

 石山寺はまた、紫式部が『源氏物語』の構想を練ったところと言われており、来年、2024年の大河ドラマは、紫式部の生涯と『源氏物語』をミックスして書き下ろされる大石静さんの「光る君へ」に決まりました。今回は、3月から日経新聞の小説連載を受け持たれる辻原先生の既刊本『冬の旅』の舞台と、一足早く「光る君へ」の舞台を合わせて巡り、物語の光と影を考えます。

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。

 

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,300円 /会員同伴の中学生以下は1,000円(証明書提示)
[ご志納・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,600円/同伴の中学生以下は1,300円(証明書提示)
[ご志納・資料代・保険料等を含む]
※バス代250円、石山寺拝観料は各自ご用意ください
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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