こちらは終了致しました。
「日本にまだ一人、詩人が残っていた」と萩原朔太郎から称賛されたのは、長崎県諫早市生まれの伊東静雄でした。伊東は、京都大学を卒業の頃から詩作をはじめ、昭和4年に現在の府立住吉高校に赴任、処女詩集『わがひとに与ふる哀歌』を発行しました。この詩集は前述のように大きな反響を呼び、当時の日本浪漫派の代表的な詩人として、他の詩人だけでなく小説家や評論家にも大きな影響を与えました。
今回の文学散歩では、そんな詩人の詩歴をゆかり深い住吉高等学校の詩碑に訪ねます。
サッカーの町・長居からの道筋の一部は、熊野古道でもあり、途中で立ち寄る荘厳浄土寺は、熊野行幸にも列する白河法皇ゆかりのお寺で、古くは「住吉四天王寺」、あるいは「住吉三大寺」とも称されました。900年を越える歴史を有するそのお寺を拝観し、ご住職のお話もうかがいます。
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
集合日時 | 平成25年1月13日(日) 午前10時 |
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集合場所 | JR阪和線「長居」駅・改札口 |
コース | 「長居」駅…神須牟地神社…荘厳浄土寺(拝観と説明)…すみよし村ギャラリー…市民交流センター…万代池公園…住吉高校・伊東静雄詩碑…阪堺電車「北畠」駅 |
参加費 | 1000円<*会員の方は700円> <高校生以下は一般700円・会員400円> |
その他 | 雨天も実施。お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |