関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2019.07.08 【参加要領】
第547回
~空海さんの甥、智泉大徳が開いた槙尾山西明寺の緑陰と水影~
2019年7月14日(日)開催

こちらは終了致しました。

 尾山神護寺、槙尾山西明寺、栂尾山高山寺は、古来、清滝川のせせらぎの音とともに<三尾>として知られています。その一つ、槙尾山西明寺は、弘法大師空海に「密教のことは智泉に任す」と言わしめた15歳年下の甥の智泉(ちせん)が、神護寺別院として創建しました。智泉大徳は、その後、陣頭指揮を執っていた高野山建設による疲労からでしょうか、37歳(36歳説もあり)で高野山で亡くなりますが、空海は胸を痛めるほどに慟哭し、自ら「亡弟子智泉が為の噠噺(だっしん)文」を草しました。

 その「噠噺文」も収められた『性霊集(しょうりょうしゅう)』は、弘法大師空海が、人生の折々に著わした詩・文章・書簡・朝廷への願文などを、弟子の真済(しんぜい)が編纂した漢詩文の文集です。その序文では文学改革の志についても述べ、その考えは空海24才の処女著作『聾瞽指帰(ろうこしいき:改訂して「三教指帰」となる)』にも記されています。

 今回の文学散歩では、じっくりと西明寺を拝観し、清滝川のせせらぎに沿って神護寺門前までの道を辿りたいと思います。テキストは、主に『性霊集』と司馬遼太郎『空海の風景』が中心で、弘法大師空海と甥の智泉大徳との関係、空海が説いた文学改革について繙いてみましょう。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

カルチャーウォーキング

集合日時 2019年7月14日(日) 午前10時
集合場所 JR京都線「京都」駅・烏丸中央口
参加費 会員=1,700円 /会員同伴の中学生以下は1,400円(証明書提示)
[拝観料・往きバス代・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=2,000円/同伴の中学生以下は1,700円(証明書提示)
[拝観料・往きバス代・資料代・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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