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2020.04.24 【報告】
第556回
~4月の「関西文学散歩」中止の顛末~
2020年4月12日(日)

 新型肺炎コロナウィルスが猛威を奮う4月、国の緊急事態宣言を受け、今回は表記の日帰り散歩の中止を決定しました。しかし、中止のハガキを、会員の皆さんと、3月にJRふれあいハイキングにお集まりいただいた一般参加の皆さんに送ったものの、一人でも集合駅まで来られないとは限らない。というので、受付場所の「信貴山口」駅へと出向きました。

 小雨の中、10時30分発のケーブル発車まで、駅前の案内板を見たりしながら時間をつぶし、誰か来られるかな? という思いでお待ちしましたが、幸い、緊急の中止お知らせが周知されたようで、どなたも電車から降りてこられず一安心でした。

 この回の「十三峠越えて、在原業平が歩いた道筋で」は、講師をお願いしています伊東先生ともご相談し、8月9日(第2日曜日)に行うことになっております。高安山から、尾根伝いに稜線を歩き、龍田から生駒山の峠を越える道と交差すると、そこは十三峠。なぜ、十三峠というのかは、種明かしは8月のお楽しみです。峠を下っていくと「梅野」がいた茶屋跡、そして業平の合図の笛を預かって、鶏が奉じられている珍しい玉祖(たまおや)神社が…。

 生駒の尾根からの眺望も、大阪平野が広がってはろばろした景色です。では、以下のテキスト、以下のコースで行う次回8月の「関西文学散歩」を楽しみにしてください。

 

テキスト:在原業平『伊勢物語』(文庫)、『近松全集・第12巻』(思文閣出版1978年刊)

コース:「信貴山口」駅─<ケーブル>―ケーブル高安山駅―天智天皇の高安城跡―立石越(休憩)―十三峠(石仏など)―水吞地蔵尊―神立茶屋辻─玉祖神社―八尾市立歴史民俗資料館―近鉄「服部川」駅

<報告:事務局・横井三保>

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