関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2021.03.05 【参加要領】
第564回
~陰陽師・安倍晴明が礼拝した泰山夫君を祀る赤山禅院~
2021年3月14日(日)開催

こちらは終了致しました。

2月14日(日)開催分を延期して行います。

「そうなのだ、博雅よ。この世のものの在り様は、全て呪によって決められているのだよ…」(『陰陽師』<鳳凰の巻・泰山府君祭より>)、と名前は本人を縛るから「呪」なのだと、晴明は友人である源博雅に説明します。そして「この地上から、全ての人が消え去るならば、神々や鬼もまた、この地上から消え去るのだよ」(『同』<鳳凰の巻・青鬼の背に乗りたる男の話>より) 平安京は昔、四神相応と呼ばれる理念によって造成された、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈する妖(あやかし)の都でした。

 その都で妖退治をするのが宮中の役所「陰陽寮」に勤める役人でもある安倍晴明で、晴明については説明するまでもないでしょう。泰山夫君は陰陽道の祖神で、寿命を司る神ともされ、その祭りは死者を復活させる秘術とも言われ、いまも祭礼が行われています。泰山夫君は、慈覚大師円仁の遺命で第4世天台座主・安慧(あんね)が比叡山南西山麓に赤山禅院を創建、そこに泰山大明神として祀られています。平安京からみれば<表鬼門>にあたり、拝殿の屋根の上には鬼門除けの「猿」が置かれています。

 今回は、夢枕獏さんの膨大な陰陽師シリーズ全17巻の中から「鳳凰の巻」を選び、若狭街道沿いの崇道神社から南へ、皇城・表鬼門の赤山禅院を中心に修学院道を巡ってみます

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。

 

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,500円 /会員同伴の中学生以下は1,200円(証明書提示)
[志納・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,800円/同伴の中学生以下は1,500円(証明書提示)
[志納・資料代・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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