関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2022.03.09 【参加要領】
第566回
~二条城で新旧二人の作家の作品を読み比べる~
2022年3月13日(日)開催

こちらは終了致しました。

2022年1月9日(日)、2月13日(日)開催分を延期して行います。

 草彅剛(くさなぎ つよし)の好演で、役者ともども存在感を増した徳川15代将軍慶喜。司馬遼太郎は『竜馬がゆく』の中で、「日本は慶喜の自己犠牲によって救われた、と竜馬は思ったであろう。この自己犠牲をやってのけた慶喜に、竜馬はほとんど奇蹟を感じた。その慶喜の心中の激痛は…<略>…いまや。慶喜と竜馬は、日本史のこの時点でただ二人の同志であった。…<略>」と、徳川慶喜について坂本龍馬に述懐させています。

 その慶喜が二度目の上洛をしたのは、「八月十八日の政変」「七卿落ち」で長州が痛い目に遭った文久3年(1863)の秋だった。そして「慶喜は上洛後ほどなく東本願寺から御池神泉苑町の若狭酒井家の空藩邸に移り、ここを居所とした。この居所に、越前松平春嶽、伊予伊達宗城(むねなり)、薩摩島津久光を招き、しばしば会議をした。土佐の山内容堂もこの仲間であった。これを<ご後見会議>と名付けよう。慶喜は、この「ご後見会議」をもって朝廷と幕府に臨もうとした」(『最後の将軍』より抜粋)

 いまは二条城間近の町の一画に、「若州小浜藩邸址」という石碑があるだけですが、この後、慶応3年12月9日に「王政復古」の大号令が渙発されました。今回の文学散歩は、司馬遼太郎と家近良樹の新旧2名の作家の「徳川慶喜像」を、じっくりと二条城を見学しながら読み比べてみたいと思います。

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。

 

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,600円 /会員同伴の中学生以下は1,300円(証明書提示)
[入場料・観覧料・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,900円/同伴の中学生以下は1,600円(証明書提示)
[入場料・観覧料・資料代・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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