関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2023.06.05 【参加要領】
第581回
ともに生誕100年を迎えた司馬遼太郎と池波正太郎
2023年6月11日(日)開催

こちらは終了致しました。

「武士がえらいというのは、江戸や諸藩領内だけの話だ。大坂では違う。大名でさえ額面どおりには威張れなかった。現に、ある西国の大名が、大坂今橋の鴻池の家の前を通ったとき、わざわざ行列を止め、駕籠から降りて、鴻池の番頭に挨拶をしたという話があるほどである。万事、金がけじめの土地柄なのである」(『大阪侍―「難波村の仇討」より』)と、司馬さんは、江戸と大坂の地域色の違いを端的に描きました。武士でも、町人でも、江戸と大坂では登場人物の人柄や匂いも違うのだ…、と。

 1923年8月生まれの司馬遼太郎と、1923年1月生まれの池波正太郎は、学年は一年違いますが、2023年の今年、ともに生誕100年を迎えられました。

 新国劇の座付き作家として出発し、その後、時代小説の大作家として「鬼平」や「秋山小兵衛」などを生み出した池波正太郎。新聞記者としての素養と社会性で、歴史小説の大作家となり「竜馬がゆく」「坂の上の雲」そして「この国のかたち」などを世に送り、<日本とは>、<日本人とは>を問い続けた司馬遼太郎。二人の大作家の違い、時代小説と歴史小説の特徴などを、司馬遼太郎の歩いた道、<終の棲家(現在、司馬遼太郎記念館)>となった東大阪小阪で辿ってみましょう。同じ東大阪市小阪ゆかりの田辺聖子さんのお話もちょこっと入れながら……。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

●コロナ感染防止対策について●
・マスクの着用は、ご自身でご判断ください。(スタッフは着用させて頂きます)

 

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,500円
[入館料・神社志納・資料・保険料等を含む]
一般(会員外)=2,000円
[入館料・神社志納・資料・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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