こちらは終了致しました。
多くの歌に詠まれた須磨は、往古、<関>が置かれた辺境の地で、『源氏物語』の光源氏はここで切ない思いを味わったようです。
別名を「源氏寺」といい、『源氏物語―須磨』で光源氏が侘び住まいをしたところとされている現光寺や、古代の「須磨の関跡」といわれる関守稲荷神社などがあり、神社は光源氏の巳の日祓(みのひはらい)になぞらえ「巳の日稲荷」ともいわれています。
次回10月の文学散歩は、そんな雅な景色と、2008年にライトノベル新人賞優秀賞を受賞してデビューした森田季節『ともだち同盟』に登場する風景と対比しながら辿ってみます。
*講師が同行します。雨天も実施します。