関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2012.11.07 【参加要領】
第469回関西文学散歩
~大阪の玄関口は青春と彷徨の町~
2012年11月11日(日)開催
府立中之島図書館
川田順の水中歌碑

こちらは終了致しました。

 ―― 焼けた大阪にくらべて、焼けなかった京都の美しさは悲しいばかりに眩しいような気がしてならない。(中略) ことにみじめに焼けてしまった灰色の大阪から来た眼には、今日の京都はますます美しく、(略)大阪の薄汚なさが一層想われるのである。(略)わずかに、中之島界隈や御堂筋にありし日の大阪をしのぶ美しさが残っているだけで、あとはどこもかしこも古雑巾のように汚ない。―『大阪の憂鬱』より

 そんな中之島界隈の象徴は、いまも、明治37年(1904) に竣工し、昭和20年の大阪大空襲でも大事に到らず、100年以上の歴史を刻んできた府立中之島図書館です。今回は特別に、大階段を上って正面玄関から入館させていただきますが、玄関南側の植込みの中には、川田順の水中歌碑「難波津のまなかに植えし智慧の木は五十年を経て大樹となりぬ」があります。               

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

カルチャーウォーキング

集合日時 平成24年11月11日(日) 午前10時
集合場所 JR環状線「天満」駅・改札口
コース 「天満」駅…扇町公園…太融寺…お初天神(露の天神社)…西天満界隈…鉾流橋…府立中之島図書館文芸ホール「織田作之助の世界展」展観…三好達治文学碑…京阪「淀屋橋」駅
参加費 1000円<*会員の方は700円>
その他 雨天も実施。お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。

来月の予告

~山背古道沿いのお茶の道と日本一の石地蔵~
次回は12月9日(日)。京都と奈良の境で『古事記』撰上1300年を訪ねます。山城町はお茶の集散地としても有名ですが、古く高麗一族の開いたという高麗寺跡近くの山背古道沿いの上狛にはいまも多くの茶問屋が残り、木津川沿いで水害防止を祈願した日本一の石地蔵座像は、いまもお茶の香りに酔っています。
●専門講師が同行して説明します。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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