関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

ホーム > 関西文学散歩 カルチャーウォーキング > 参加要領 > 詳細
2014.05.02 【参加要領】
第487回関西文学散歩
~愛の逃避行、生誕130年を迎えた竹久夢二の京都時代~
2014年5月11日(日)開催
京都府立図書館

こちらは終了致しました。

 「まてど暮せど来ぬひとを~」の歌謡「宵待草」を作詞した竹久夢二(1884〜1934)は、大正期を代表する画家・デザイナー・詩歌人です。夢二の描いた「夢二式美人」といわれる瞳の大きな美人画は、その仕草や服装を真似する女性も現れたほどの人気を博しました。繊細で抒情的な夢二の画風は、日本的な郷愁を誘いながらも当時のモダンな雰囲気に応え、大正期の人々に深く愛されました。いまも彼の意匠は根強い支持を得ていますが、夢二の生涯は鮮烈な女性遍歴に彩られてもいました。

 彼が愛した主な女性に、たまき・彦乃・お葉がいます。彦乃と夢二の恋は、夢二の歌集『山へよする』(1916年刊)にあらわされていますが、今回は、2人が過ごした京都時代を訪ねます。

 府立図書館は「第1回夢二作品展覧会」(1912年)、「竹久夢二叙情画展覧会」(1918年)が開かれたところ、二年坂の「港屋」は、夢二と妻たまきが東京日本橋呉服町にオープンさせた絵草子店「港屋」が近年開いた出店で、彼の美人画や小間物類を扱っています。お店の前には「竹久夢二寓居跡」の碑があり、夢二は次男不二彦と1916年にここに移り住みました。そして翌年、父の反対を押し切り京都に出奔してきた彦乃と3人で住んだのが高台寺南門脇でした。登録有形文化財の建物「五龍閣」には、店主の祖父が「宵待草」を初演された縁で、夢二の書簡や楽譜も展示されています。今回は、夢二の半生と大正ロマンに彩られた愛の逃避行ゆかりの地を巡ります。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
 お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=900円 /会員同伴の小学生以下は無料(証明書提示)
[資料代、会場費、保険料等を含む]
一般(会員外)=1200円/同伴の小学生以下は200円
その他 雨天も実施。お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
入会のご案内はこちら
PDFの閲覧はAdobe Readerを
ダウンロード(無償)してください。
ページの先頭へ