こちらは終了致しました。
「我が愛する神戸のまちが、潰滅に瀕するのを、私は不幸にして三たび、この目で見た。水害、戦災、そしてこのたびの地震である。…＜中略＞…私たちはほとんど茫然自失のなかにいる。それでも人々は動いている。このまちを生き返らせるために、けんめいに動いている。亡びかけたまちは、生き返れという呼びかけに、けんめいに答えようとしている。」(「神戸よ」─『神戸ものがたり』収録)
来年1月17日は、その大地震から20年目を迎えますが、エッセー「神戸よ」は、震災直後の1月25日の「神戸新聞」朝刊に掲載されました。陳舜臣さんは、『小説十八史略』など多数の中国歴史小説でも知られますが、この本には、神戸で生まれ育った氏の深い愛情が滲み出ており、グルームやモラエス、稲垣足穂、谷崎潤一郎など、神戸ゆかりの人たちを通して〝街のものがたり〟が魅力的に描かれています。今回は、今年5月にオープンした「陳舜臣アジア文藝館」を見学し、「生き返った」居留地跡を中心に、神戸にゆかりある作家の足跡を辿ります。お帰りがけには、開催中の「神戸ルミナリエ」へもどうぞ…。
＊どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
＊集合場所・集合時間など、詳しくは事務局（電話：06-6775-1567 Fax：06-6775-1568）へ
お問合せください。
| 参加費 | 会員＝１０００円 ／会員同伴の１８歳以下は７００円(証明書提示) [「文藝館」入館料、資料代、保険料等を含む] 一般(会員外)＝１３００円／同伴の１８歳以下は１０００円 |
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| その他 | 雨天も実施。※午前７時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |
