こちらは終了致しました。
戦前の大阪では、帝塚山を中心に文芸サロン的な雰囲気が醸成され、映画『新雪』でも知られた作家、藤澤桓夫を中心に織田作之助、庄野潤三・英二兄弟、詩人の小野十三郎などが集って互いに研鑽を積んだりしていました。
菊地寛と知己であった藤澤桓夫は、司馬遼太郎や田辺聖子など大阪出身の作家達を温かく見守り、指導して上方文学には欠かせぬ存在となり「織田作之助賞」の創設にも重い役割を果たしました。その自宅跡に3月15日に藤澤桓夫顕彰碑が建てられる予定ですが、3月の文学散歩ではひと足先に文学碑建立の地に足を運び、帝塚山文学廻廊を巡歴します。
また合わせて、「マッサン」の竹鶴氏(亀山)とリタさん(エリー)が新婚時代を過ごした家跡や、摂津酒造(住吉酒造)跡も辿ってみましょう。
*講師が同行します。雨天も実施します。