こちらは終了致しました。
最近、マッサンとエリーで有名になった帝塚山。このあたりは大阪市中心部とは趣の異なる文化・文学環境を育んできた町で、その中心にあったのが帝塚山学院と藤澤桓夫(たけお)です。今回は粉浜から設置間近の藤澤桓夫邸跡顕彰碑まで「帝塚山文学回廊」をたどります。
万葉の碩学犬養孝は、粉浜駅近くのハマナスが咲く邸に住んでいました。その筆になる「粉浜の蜆歌碑」から、六代目笑福亭松鶴の弟子たちが「ためいき坂」と呼んだ坂を上ると、松鶴しもた屋「無学亭」があります。北に向かうと帝塚山古墳。普段は入れない高みに登り、明治天皇が演習総覧した目線で一望してみましょう。
マッサンの住んだ「蔵のある町」から南へ戻ると帝塚山学院で、エリー(リタ)もここで教鞭を取っていました。庄野英二、潤三、織田作之助賞受賞の至(いたる)の庄野三兄弟、阪田寛夫や長沖一、杉山平一など、学院ゆかりの作家たちの展示を見て往時のお話を伺います。さらに摂津酒造跡の南西には、かつての藤澤邸から山門を移築した一運寺、住吉大社の境内の大海神社から星宮を経て東門を出れば、藤澤桓夫邸跡顕彰碑が一週間後の除幕式を待っています。大歳神社のおもかる石で願いを占い、住吉大社の反橋まで、文学回廊をたどります。
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。
参加費 | 会員=1000円 /会員同伴の18歳以下は700円(証明書提示) [資料代、保険料等を含む] 一般(会員外)=1300円/同伴の18歳以下は1000円(証明書提示) |
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その他 | 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |