関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2021.11.05 【参加要領】
第563回
~門跡覚慶が新将軍となった矢島御所を訪ねる~
2021年11月14日(日)開催

こちらは終了致しました。

2021年1月10日(日)、5月9日(日)開催分を延期して行います。

「江湖に落魄(はく)して暗(ひそか)に愁(うれい)を結ぶ 孤舟に一夜の思(おもい)は悠々 天公は亦(また)吾(わ)が生を憫(あわれ)むや否や 月は白し蘆花浅水(ろかせんすい)の秋――義秋」

 上掲の歌は、第15代将軍義昭が近江で詠った漢詩ですが、何と寂しい歌でしょう。その義昭は幼名を千歳丸といい、第12代将軍・足利義春の次男として生まれました。後の跡目争いを避けるために5歳で慣例によって興福寺一条院門跡となり、法名を覚慶と名乗ります。そのまま高僧として生涯を終えるはずが、永禄8年、三好三人衆によって実兄の第13代将軍・義輝が暗殺され、仏門26年の門跡覚慶の悲劇はここから始まりました。

 そして甲賀から近江矢島(守山市)の一休禅師ゆかりの少林寺にたどり着き、六角氏によって建てられた近くの矢島御所に移
り、この御所で還俗して義秋を名乗って将軍位についたのは永禄9年(1566)2月17日のこと。武家御所ともいわれていた矢島御所にいたのは1年4カ月ほどでしたが、さらに義昭の流浪の日々がここから始まりました。

 今回は、水上勉さんの叙情的歴史小説『流れ公方記』をメインにして、最後の室町将軍・第15代将軍義昭(=門跡覚慶)の生涯を辿ってみます。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。

*詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

 

カルチャーウォーキング

集合日時 2021年11月14日(日) 午前10時
集合場所 JR琵琶湖線「守山」駅
参加費 会員=2,500円 /会員同伴の中学生以下は2,200円(証明書提示)
[臨時バス代(往復)・ご志納・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=2,800円/同伴の中学生以下は2,500円(証明書提示)
[臨時バス代(往復)・ご志納・資料代・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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