関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2022.06.06 【参加要領】
第570回
悲劇の女主人公・建礼門院徳子と、後白河法皇が辿った道
2022年6月12日(日)開催

こちらは終了致しました。

 京都の冬のお汁として欠かせない蓴菜(ジュンサイ)、白みそ仕立てのお汁に入れると口触りが良く、美味しいですよね。そんなジュンサイの生育地として有名なのが、京都北山の「深泥池(みどろがいけ)」です。その西側から北側へと通じているのが、後白河上皇が「大原御幸」で辿られた道、鞍馬街道で、深泥池の池畔には京の六地蔵の一つ、深泥池地蔵堂(現在は上善寺)があり、しばらく行くと御水尾天皇の離宮跡に創建されたという圓通寺が、国名勝指定の庭園を誇っています。

「かゝりし程に、文治二年の春の此、法皇、建礼門院大原の閑居の御すまひ御覧ぜまほしうおぼしめされ共、きさらぎ・やよひの程は、風はげしく……春過夏きたッて、北まつりも過しかば、法皇、夜をこめて、大原の奥へぞ御幸なる。……」(『平家物語―大原御幸』)

 そう、この道は、壇ノ浦で入水して助けられ、平家一門の菩提を弔うために吉田山で出家して洛北大原・寂光院へ隠棲した建礼門院徳子が辿った道筋であり、後白河法皇がそんな徳子の見舞いに訪ねた道でした。

 今回は、『平家物語・灌頂の巻』より、建礼門院の生涯に特化した「大原御幸」をテキストに、物語の仏教文学性をも繙いてみたいと思います。

 
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
お問合せください。

*緊急事態宣言などが発令された場合は中止

●コロナ感染防止対策として●
・必ずマスクを着用してください。(マスクが着用できない方はあらかじめご相談ください)
・受付時に体温測定と手指の消毒をしていただきます。

 

カルチャーウォーキング

参加費 会員=1,300円 /会員同伴の中学生以下は1,000円(証明書提示)
[拝観料・御志納・資料代・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,600円/同伴の中学生以下は1,300円(証明書提示)
[拝観料・御志納・資料代・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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