関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2013.11.01 【参加要領】
第481回関西文学散歩
~「軍師官兵衛」と「播磨風土記」の里、御着を歩く~
2013年11月10日(日)開催
天川橋
見野10号墳

こちらは終了致しました。

 姫路の西方、市川を挟んだ御着駅のそばに、播磨国分寺跡がのびやかに広がっています。ここは今年で編纂1300年を迎えた「播磨風土記の里」のひとつ。少し東へ道を辿ると、御国野と呼ばれた台地には神功皇后伝説を伝える壇場山古墳、さらに東に、戦国時代に小寺氏を城主とする御着城址や黒田官兵衛(孝高、また如水)の祖父と母の御廟があります。

 官兵衛の祖父・重隆は御着城主小寺政職に厚遇されますが、小寺氏は本城を御着城とし、支城として姫路城を設けています。その姫路城代として小寺氏の信任を得た祖父、そして父とともに官兵衛は小寺家に仕え、御着にも幾たびかやって来たそうです。

 「この人がおらずば秀吉の天下取りは無かった」ともいわれる黒田官兵衛ですが、若くして母を亡くし、その後も織田信長と小寺氏の間に立って苦労を重ね、そんな変転の人生ながら後に名将・知将と賞された官兵衛は、吉川英治、池波正太郎、松本清張、そして司馬遼太郎など、いまも多くの作家を魅了して種々の小説に描かれています。

 石舞台のような古墳や珍しい双室墳も見られ、古代遺跡の宝庫である見野古墳群にも足を伸ばし、『播磨灘物語』を中心に「風土記の里」の黒田官兵衛の足跡を辿ります。

 

 *どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

 *集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
  お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=800円 /会員同伴の18歳以下は500円(証明書提示)
[資料代、会場費、保険料等を含む]
一般(会員外)=1000円/同伴の18歳以下は800円
その他 雨天も実施。お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。

来月の予告

「八重の桜」のもう一人の主人公、中野竹子と会津魂
次回は12月8日(日)。
「武士(もののふ)の猛きこころにくらふれば 数にも入らぬ我が身ながらも」と辞世を詠み、「娘子隊(じょうしたい)を率いて18歳で会津の野に散った中野竹子。その時、竹子の母と妹の優子も共に戦い、2人は辛うじて生存しました。今回は優子の曾孫である歌人の高蘭子さんから、祖母優子さんや大伯母竹子さんに纏わるお話をうかがって会津女性の魂に触れ、整備された会津墓地をお参りします。
●専門講師が同行して説明します。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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