こちらは終了致しました。
昨冬2013年12月2日、伊丹市は、道薫(どうくん:荒木村重の出家後の号)に宛てた黒田官兵衛の書状の写しを確認したと発表しました。黒田官兵衛は、信長に叛旗を翻した荒木村重の説得に赴き捕えられ、有岡城土牢でほぼ1年の幽閉生活を送っています。そして有岡城落城時に救い出された時には白髪が目立ち足も萎えていた、と歴史は伝えています。
数多い官兵衛を題材にした小説の中には、土牢での想像を絶する俘囚生活(高橋輪島「黒田官兵衛」学陽書房・人物文庫)を描いたものもあり、作家は総じて幽閉中の過酷な扱いという見方をしています。しかし最新史料であるこの書状には、二人の関係の新事実を類推させる文言が認められており、一族郎党を見殺しにして脱出し、利休十哲の一人として名を残した村重の人物像にも新たな光が当たるきっかけになるかもしれません。
今回は、発見された書状を読み解いていただき、有岡城跡などを散策しながら村重の人物像、村重と官兵衛の関係の真相、その後の二人の親交の様子を探ってみたいと思います。
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
集合日時 | 平成26年4月13日(日) 午前10時 |
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集合場所 | JR「伊丹」駅・改札口 |
参加費 | 会員=1200円 /会員同伴の18歳以下は900円(証明書提示) <資料代、観音寺拝観料、保険料等を含む。「大河ドラマ館」入館は別途300円要> 一般(会員外)=800円/18歳以下は500円(証明書提示) <資料代200円、拝観料500円、入館料300円は別途> |
その他 | 雨天も実施。お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |