こちらは終了致しました。
アニメーション映画『火垂るの墓』や『ハイジ』で著名な監督:高畑勲さんが、今春4月5日に亡くなられ、その訃報が翌日6日の新聞で報じられました。その作品に主要な場面の一つとして登場する御影公会堂が、1年前の2017年4月6日に改修工事を終えてお披露目されたのは、奇しき縁だったでしょうか(嘉納治五郎記念コーナーも新設されリニューアルオープンは4/10)。同名の小説『火垂るの墓』の原作者は、2015年12月に亡くなられた野坂昭如氏。
太平洋戦争の戦火に晒された神戸市と西宮市を舞台に、兄妹二人が愛情と無常が交錯する中を懸命に生き、そして、蛍のように二つの命が消えていくという物語を、野坂氏は後に「小説にでてくる兄ほどに、妹をかわいがってやればよかったと、今になって…くやむ気持が強く、小説中の清太に、その想いを託したのだ」と述懐されていますが、野坂氏は、その実体験を『ひとでなし』で再現しています。
かつては、六甲山から切り出された御影石を加工する石材屋が軒を連ねた石屋川。その川の東側の町に『火垂るの墓』の主人公、清太と節子は住んでおり、二人はこの川を逃げ惑いました。現在、公会堂に近い石屋川右岸には「火垂るの墓記念碑」が建てられ、兄妹二人の哀しい物語を伝えています。今回は、そんな小説とアニメ—ション作品の舞台を辿ります。
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参加費 | 会員=1,000円 /会員同伴の18歳以下は700円(証明書提示) [資料代・会場代ほか・保険料等を含む] 一般(会員外)=1,300円/同伴の18歳以下は1,000円(証明書提示) [資料代・会場代ほか・保険料等を含む] |
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その他 | 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |