関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2017.05.02 【参加要領】
第522回
~信春上洛・等伯デビュー、京都の法華宗寺院を巡る~
2017年5月14日(日)開催

こちらは終了致しました。

 織田信長が台頭してきた戦国時代、能登七尾生まれの長谷川信春 (旧名・又四郎、後の長谷川等伯) は、上洛して法華宗本法寺の世話になり、

 ──「絵に命と悟りを吹き込むことで、信長に勝つ、芸術の普遍と永遠が、第六天の魔王の暴虐に打ち勝つことを証明するのだ」(安部龍太郎『等伯』より) ──

 と発起し、当代一流の絵師になりました。水墨画の最高傑作といわれる長谷川等伯の国宝「松林図屏風」は、今秋の京都国博「国宝展」の代表出展物として話題をさらいそうですが、当時、世を席巻していた狩野派の絵師たちと渡り合い、長谷川派を率いるようになった等伯の出世の陰には、同郷で、若い頃に世話になったこともある朝倉氏を滅亡させた、憎き織田信長への執念があったようにも思います。

 秋の国宝展開催に先駆けて、信春上洛・等伯デビューの物語を、安部龍太郎の第148回直木賞受賞作『等伯』を手掛かりに辿ってみたいと思います。

 巡歴する法華宗の2ヶ寺は、等伯ゆかりの寺院で、等伯作品の展覧もしているほか、本阿弥光悦作庭の「巴の庭」(本法寺)、江戸時代初期作庭の「十六羅漢石庭」なども、洛中の見どころです。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

*集合場所・集合時間など、詳しくは事務局(電話:06-6775-1567 Fax:06-6775-1568)へ
 お問合せください。

カルチャーウォーキング

参加費 会員=2,100円 /会員同伴の18歳以下は1,500円(証明書提示)
[特別拝観料2ヶ寺(宝物殿・庭園見学等)、資料代、保険料等を含む]
一般(会員外)=2,400円/同伴の18歳以下は1,800円(証明書提示)
[特別拝観料2ヶ寺(宝物殿・庭園見学等)、資料代、保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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