関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2017.09.28 【報告】
第526回関西文学散歩
~曽根・岡町の三名士:高橋三千綱、手塚治、山田洋次~
2017年9月10日(日)終了 <天気:晴れ 参加人数51名>
原田城址
赤い三角屋根のお家

 今日のカルチャーウォークは、残暑厳しい9月19日、阪急曽根駅から岡町駅間の東側の町を歩き、再び曽根駅へと戻る結構ハードな一日となった。NPO法人「とよなか 歴史と文化の会」の理事、山田哲夫さんのコーディネートで、倉垣興次郎さんと河合孝子さんが駅頭に来て下さっていた。お二人がグループ分けした参加者をそれぞれ引率して下さり、ていねいな説明をお聞きする。

 まずは、近代的高層マンションの立ちならぶ住宅街によく残されていたものだ、と思う原田城址と旧羽室家住宅を見学。原田城址は、十四世紀頃に遡るという遺構で、ここを豊中市指定文化財の史跡として保存することにされた英断に感服する。その城跡に建てられた旧羽室家住宅は、当時「西の芦屋・東の曽根」と並び称された“松籟園住宅地”の東端にあたり、住友化学(株)の役員だった羽室氏が普請したものだという。建物は典型的な和洋折衷住宅で趣深く、調度品、とくに家具や照明器具、トースターなどの家電、オールドノリタケのプレートなど、骨董マニアの私としては目が離せない遺品の数々であった。とくに使いこなされた革の大型トランクには「N.Y.K.LINE」「HIDELBERG HOTEL」などのステッカーが貼られ、持ち主の生活ぶりがうかがえる。また庭先には、子供の勉強部屋として建てられたプレハブ住宅のはしりか、当時流行って高価であったろう「ミゼットハウス」(大和工業)が遺されており、参加者の懐かしさを刺激してか、興味を多いに引いていた。

 そして、岡町駅に近い原田神社を参拝。この近くで手塚治虫さんが生まれたのだという話などを聞き、山田洋次監督の生家、「赤い三角屋根のお家」へと向かう。……

 

 ≪全文は上記PDFファイルをご覧ください≫

 

テキスト:中島京子『小さいおうち』(文春文庫)、高橋三千綱『親父の年頃』(講談社文庫『彼の初恋』所収)

コース:阪急「曽根」駅…原田城址と羽室家住宅(公開見学)…原田神社(手塚治虫生家跡付近)…山田洋次監督生家「赤い三角屋根のお家」(映画「小さいおうち」モデル)…大塚古墳と御獅子塚古墳……萩の寺・東光院(高橋三千綱と手塚治虫の旧家跡付近:東光院入山は自由)…阪急「曽根」駅(解散)

<報告:田原由美子>

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