こちらは終了致しました。
今年のノーベル文学賞はカズオ・イシグロさんが受賞しましたが、日本初の同賞受賞作家は、川端康成でした。
その代表作の『古都』は、京都の四季と風物を描いた作品としても出色の物語ですが、今から50年ほど前の府立植物園の園内を千恵子と太吉郎としげが散策し、偶然に取引先の大友宗助・秀男親子に出会うシーンが描かれています。
作品で設定されている時期は、お花見を避けた季節ですが、今回は紅葉シーズン。甲子園球場の約6.2倍の紅葉に染まった植物園を巡覧し、物語当時の光景と比べながら、川端の美しい日本語に浸ってみましょう。
*講師が同行します。雨天も実施します。