こちらは終了致しました。
次回3月11日は、『日本書紀』に記された事績と夢を交野で辿ります。
桓武天皇は、交野が原に郊祀壇(こうしだん)を設け、父である光仁天皇を天つ神とし、天界の最高神である北極星に見立てて祀りました。
この星祭りは、古代中国の道教思想に基づくものですが、その後、交野には降星伝説が生じて「星降る町」とイメージされ、沃野の中央を流れる川は「天の川」と呼ばれました。その川には「逢合橋」という名の橋が架けられており、ここで織姫と牽牛が出会うのだといいます。
「七夕」には早すぎる季節ですが、沃野を流れる川を「天の川」と名付け、降星伝説や織姫伝説を残した古代の人々の果てしないロマンを繙きます。
*講師が同行します。雨天も実施します。