関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2018.08.31 【参加要領】
第538回
~わが国初の譲位と重祚―皇極(斉明)女帝をめぐる王族~
2018年9月9日(日)開催

こちらは終了致しました。

※7月実施分が豪雨により中止となったため、本来の回数は537回ですが、JRふれあいハイキング掲載分にあわせて538回としております。

 天智帝・天武帝の母ともいわれる皇極女帝は、乙巳の変後、軽皇子(孝徳帝)に譲位し、その死後、重祚して斉明天皇となりました。曽我川を見下ろす山の上に、その皇極(斉明)天皇の御陵があります。御陵については、明日香村の牽牛子塚古墳や岩屋山古墳など、諸説ありますが、石段も整然として美しいこの車木ケンノウ塚(越智崗上陵)に、今回はお参りしてみようと思います。

 子供時代の名は寶女王、倭国を激しい地震が襲った時に6歳で推古天皇に命じられて巫女となり、神に仕えました。皇極天皇となられてからは、大臣蘇我蝦夷が降雨祈願をしても雨が降らなかったのに、天皇が天を仰いで祈ると雷鳴がして雨が降り、5日間も続いて天下は等しく潤い、徳の高い女王と人々から崇められています。また斉明天皇として重祚してからは、即位の様子を唐人が窺い、鬼が葬儀を見送ったと「日本書紀」が書く、これまで語られる事のあまり無かった謎多き女帝。

 一方、朝鮮半島に軍事介入したり、しばしば興事(おこしつくること)を好み水工(みずたくみ)に溝を掘らせて労役の重さや公糧を損なったりし、「狂心(たぶれごころ)」と謗られた女帝の心の内を見通します。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

カルチャーウォーキング

集合日時 平成30年9月9日(日) 午前10時
集合場所 JR「掖上」駅・改札口前
参加費 会員=900円 /会員同伴の18歳以下は600円(証明書提示)
[資料代、光雲寺拝観料、保険料等を含む]
一般(会員外)=1,200円/同伴の18歳以下は900円(証明書提示)
[資料代、光雲寺拝観料、保険料等を含む]
※吉祥草寺拝観は希望者のみ、拝観される方は別途200円をご準備下さい
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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