関西文学散歩 カルチャーウォーキング 詳細

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2020.03.02 【参加要領】
第555回
~「光秀の定理」の舞台、初陣の近江長光寺城(瓶割山城)跡を訪ねて~
2020年3月8日(日)開催

こちらは終了致しました。

 永禄11年(1568)夏、織田信長の配下となった明智光秀は、初戦で長光寺城攻めを命じられます。見知った城ながら登城道が4つあり、どの道から攻めるが得策かと焦り、友の破戒僧・愚息が得意とした「四つの椀」の博打にヒントを得て伏兵のいない道を選び、味方を一兵も損じることなく勝利、これが出世の糸口となりました。

 その長光寺城には、光秀が落としたのち、2年後の元亀元年(1570)に南近江の抑えとして柴田勝家が配置されます。そして勝家は、朝倉家と同盟を組んだ六角承禎に攻められた際に包囲され、水源を断たれてしまいます。しかし勝家はあえて余裕があるように装って六角方の間諜を欺き、皆に水を存分に振舞いました。さらに残りの水が入った瓶(かめ)をたたき割って自らを追い込み、皆を奮起させて決死の覚悟で攻防に臨み、多勢の六角軍を散々に打ち破ったのです。この逸話にちなみ、柴田勝家のことを「瓶割り(かめわり)柴田」と呼び、また長光寺城は「瓶割山城(かめわりやまじょう)」、その城が建つ山を「瓶割山(かめわりやま)」とも呼ぶようになったそうです。

 今回は中山道武佐宿を少し歩き、織田信長も鷹狩りに来て休憩したという長光寺を拝観後、瓶割山の「不二の滝」や妙教寺などを巡ります。光秀と勝家の戦略を訪ね、合わせて「光秀の定理」を解き明かしましょう。

 

*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。

カルチャーウォーキング

集合日時 2020年3月8日(日) 午前10時
集合場所 近江鉄道「武佐」駅・改札口前
(JR「近江八幡駅」経由)<近江鉄道はICOKA非対応>
参加費 会員=1,000円 /会員同伴の中学生以下は700円(証明書提示)
[会場費・資料代・拝観料・志納・保険料等を含む]
一般(会員外)=1,300円/同伴の中学生以下は1,000円(証明書提示)
[会場費・資料代・拝観料・志納・保険料等を含む]
その他 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止
お弁当、お茶を携行してください。
参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。
織田作之助賞
織田作之助青春賞
文學回廊
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