こちらは終了致しました。
永禄11年(1568)夏、織田信長の配下となった明智光秀は、初戦で長光寺城攻めを命じられます。見知った城ながら登城道が4つあり、どの道から攻めるが得策かと焦り、友の破戒僧・愚息が得意とした「四つの椀」の博打にヒントを得て伏兵のいない道を選び、味方を一兵も損じることなく勝利、これが出世の糸口となりました。
その長光寺城には、光秀が落としたのち、2年後の元亀元年(1570)に南近江の抑えとして柴田勝家が配置されます。そして勝家は、朝倉家と同盟を組んだ六角承禎に攻められた際に包囲され、水源を断たれてしまいます。しかし勝家はあえて余裕があるように装って六角方の間諜を欺き、皆に水を存分に振舞いました。さらに残りの水が入った瓶(かめ)をたたき割って自らを追い込み、皆を奮起させて決死の覚悟で攻防に臨み、多勢の六角軍を散々に打ち破ったのです。この逸話にちなみ、柴田勝家のことを「瓶割り(かめわり)柴田」と呼び、また長光寺城は「瓶割山城(かめわりやまじょう)」、その城が建つ山を「瓶割山(かめわりやま)」とも呼ぶようになったそうです。
今回は中山道武佐宿を少し歩き、織田信長も鷹狩りに来て休憩したという長光寺を拝観後、瓶割山の「不二の滝」や妙教寺などを巡ります。光秀と勝家の戦略を訪ね、合わせて「光秀の定理」を解き明かしましょう。
*どなたでも事前の申込みナシに自由に参加できます。
集合日時 | 2020年3月8日(日) 午前10時 |
---|---|
集合場所 | 近江鉄道「武佐」駅・改札口前 (JR「近江八幡駅」経由)<近江鉄道はICOKA非対応> |
参加費 | 会員=1,000円 /会員同伴の中学生以下は700円(証明書提示) [会場費・資料代・拝観料・志納・保険料等を含む] 一般(会員外)=1,300円/同伴の中学生以下は1,000円(証明書提示) [会場費・資料代・拝観料・志納・保険料等を含む] |
その他 | 雨天も実施。 *午前7時に大雨洪水警報発表の際は中止 お弁当、お茶を携行してください。 参加者の不測の事故につきましては、応急の処置以外の責任は負いかねます。 |