こちらは終了致しました。 仏教伝来地でもある海石榴市は、初瀬川(大和川上流部)の山の辺の道の結節点で、水陸交通の要衝でした。 大和川を上って来て船を乗換え、初瀬川に入って海石榴市で上陸、ここで飾り馬を仕立てて明日香や…
こちらは終了致しました。 ミステリー界の大御所・松本清張さんは、今年8月4日で没後30年を迎えられました。『Ⅾの複合』は、売れない作家・伊瀬忠隆が「僻地に伝説をさぐる旅」の雑誌連載を始める物語。連載第一回の浦島伝説の取…
こちらは終了致しました。 日本のミステリー界の大御所・松本清張が、1965年に発表した作品で、筆者が古代史への造詣を深め、古代史ブームが起きる引き金になった作品のキーワードを解く町を訪れます。 日本標準時子午線の東経…
天気:雨 参加人数:17名 今回は、朝から雨の予報の中、叡電「市原駅」からバスで東へ渓を分け入り、静原の「城山」で下車して、大原まで歩きました。参加者は一般参加者を含め17名。 生憎、11時頃から本降りの雨となり足下…
こちらは終了致しました。 ――「七月九日の大地震に(吉田山の庵は)、築地もくずれ、荒たる御所もかたぶきやぶれて、いとゞすませたまふべき御たよりもなし」という有様で、天台宗の寺院・寂光院にては「山里は物のさびしき事こそあ…
天気:晴れ 参加人数:29名 北陸の小さな街から18歳で大阪に住むようになった私にとって、初めて聞く大阪弁は強烈な印象を与えた。特に女性同士でポンポンと早口で交わされるそれは、軽快で好ましく聞こえてきたのである。 田…
こちらは終了致しました。 「平家物語」灌頂の巻に登場する建礼門院徳子は、京都吉田山の庵を後にし、人淋しい大原の寂光院への道をたどり、そこで念仏三昧の余生を過ごしたといいます。そして、後白河法皇も、そんな徳子を見舞おうと、…
こちらは終了致しました。 2012年10月30日に亡くなられた藤本義一さんは、上方落語の世界に生き、演じた桂馬喬(桂米喬)のすさまじい執念を描いた『鬼の詩』で、昭和49年(1974)に直木賞を受賞され、本作は氏の代表作…
こちらは終了致しました。 10年前、2012年の10月30日に亡くなられた藤本義一さんを追悼して、大阪ミナミ界隈を文学散歩します。 テキストは「藤本義一傑作選―鬼の詩・生きいそぎの記」(河出文庫)で、落語家の桂梅喬の…
こちらは終了致しました。 1928年に大阪市福島区で生まれ、1964年に「センチメンタル・ジャーニー」で芥川賞を受賞して作家デビューされた田辺聖子さんは、以来、大阪弁の語り口で小説を書きつづけ、2019年6月6日に惜し…